長野県の銘柄豚 種類と血統
全国には銘柄豚が数多くいます。
それぞれに特徴のある豚肉ばかりですが、その地域独特の育て方や独特のエサを与えたり独自の飼育方法で育てられている。
全てではありませんが長野県にどんな銘柄豚・ブランド豚があるのか調べてみました。
目次
- 1 あづみ野酵母豚 (あずみのこうぼとん)
- 2 安曇野放牧豚 (あづみのほうぼくとん)
- 3 小谷野豚 (おたりのぶた)
- 4 北信州みゆきポーク (きたしんしゅうみゆきポーク)
- 5 くりん豚・信州くりん豚 (くりんとん・しんしゅうくりんとん)
- 6 幻豚 (げんとん)
- 7 紅酔豚 (こうすいとん)
- 8 駒ヶ岳山麓豚 (こまがたけさんろくぶた)
- 9 純味豚 (じゅんみとん)
- 10 信州Aポーク (しんしゅうAポーク)
- 11 信州SPF豚 (しんしゅうSPFとん)
- 12 信州オレイン豚 (しんしゅうオレインとん)
- 13 信州黒豚 (しんしゅうくろぶた)
- 14 信州香原豚 (しんしゅうこうげんとん)
- 15 信州米豚 (しんしゅうこめぶた)
- 16 信州そだち蓼科麦豚 (しんしゅうそだちたてしなむぎぶた)
- 17 信州紅ポーク (しんしゅうべにポーク)
- 18 信州太郎ぽーく (しんしゅうたろうぽーく)
- 19 千代福豚 (ちよふくぶた)
- 20 ハヤシファーム豚 (ハヤシファームとん)
- 21 舞豚 (まいとん)
あづみ野酵母豚
(あずみのこうぼとん)
酵母飼料で育った豚は、脂肪が少なくとってもヘルシーなうえ栄養も満点です。
キメ細かな肉質にあくが少なく、やわらかくて臭みがありません。
そして豚肉本来の旨みのある肉になります。
そして今まで敬遠されがちな内蔵部分(ホルモン)も肉厚で臭みのにおいもなく、通常の豚より変質速度が遅いため、様々な料理への利用価値が期待されます。
所在地:長野県安曇野市(あづみのし)
安曇野放牧豚
(あづみのほうぼくとん)
肉質はしっかりと味があり、豚肉特有の臭みがなく、甘みがあり、脂はシャキシャキしている。
所在地 :長野県安曇野市(あづみのし)
飼料内容:放牧豚専用飼料
出荷日齢:約240日齢
出荷体重:約120㎏
小谷野豚
(おたりのぶた)
放牧されて育つので野豚と呼ばれている。
子豚は放牧場で育つので、肩に肉がつき脚がしまった豚が育つ。
脂肪はサラッとして軽く、臭みなくしっかりした肉質の中に旨味が広がる。
所在地:長野県北安曇郡小谷村(きたあずみぐん おたりむら)
北信州みゆきポーク
(きたしんしゅうみゆきポーク)
春には菜の花の黄色が一面に広がり、冬には真っ白な銀世界に包まれる北信州飯山。
豊かな風土ですくすく育ったみゆきポークは、柔らかな肉質と良質な脂身が絶品です。
豚肉の旨味を最大限引き出すために設計された栄養たっぷりの特別配合飼料を与え、じっくりと健康的に育てているので、肉の柔らかさと甘みが違います。
養豚農家の皆さんが手間を惜しまず、高い飼養技術と愛情をかけて育てているからこそのおいしさです。
所在地 :長野県飯山市(いいやまし)
飼料内容:指定配合飼料
出荷日齢:180日齢
出荷体重:110~120㎏
くりん豚・信州くりん豚
(くりんとん・しんしゅうくりんとん)
脂身が苦手な女性や子供でもなじみやすい肉質。
所在地 :長野県下伊那郡 喬木村(しもいなぐん たかぎむら)
飼料内容:中部飼料、4カ月からいもぶた仕上げ
出荷日齢:190~220日齢
出荷体重:118~125㎏
幻豚
(げんとん)
幻豚は、肉がきめ細かくて柔らかく、甘みが多いのが特徴です。
また、霜降りが入っているため、さらに柔らかさが引き立っています。
また、アクが出にくいのも特徴です。
所在地:長野県飯田市(いいだし)
紅酔豚
(こうすいとん)
筋肉繊維が細かく、柔らかく、ジューシーで灰汁や臭みがないのが特徴。
所在地 :長野県長野市(ながのし)
飼料内容:酵母菌、乳酸菌、食品未料品などを配合した酵母発酵飼料
出荷日齢:180日齢
出荷体重:110~115㎏
駒ヶ岳山麓豚
(こまがたけさんろくぶた)
自然の恵みと清らかな水で、徹底した管理のもとで飼育した、安心・安全な豚肉。
成長にあわせ設計された飼料を使う事で、豚肉独特のくせのない、甘い脂肪のある豚へと育てられている。
所在地 :長野県諏訪市(すわし)
飼料内容:配合飼料
出荷日齢:180日齢
出荷体重:110~120㎏
純味豚
(じゅんみとん)
赤身と脂肪のバランスがよく、臭みがなく、豚肉本来の「コク」と「甘味」を実現しました。
こだわりの飼料を肉豚に与え計画的に生産されています。豚肉の品質向上とおいしさを目指し、顔の見える販売を行っています。
所在地 :長野県下伊那郡喬木村(しもいなぐん たかぎむら)
飼料内容:配合飼料
出荷日齢:180日齢
出荷体重:110~125㎏
信州Aポーク
(しんしゅうAポーク)
国産飼料米を与えることで、美味しさ、旨味に影響するオレイン酸を高めることで豚特有の臭みが少なく、適度の脂が入って肉のきめが細かくジューシーで柔らかなあっさりとした食べやすさが特徴。
所在地 :長野県内
飼料内容:肥育後期に国産飼料米を添加
出荷日齢:180日齢
出荷体重:110~120㎏
信州SPF豚
(しんしゅうSPFとん)
健康にすくすく育った豚肉なので獣臭がほとんどありません。
SPF豚肉の筋繊維間に含まれる筋肉内脂肪量は多く、筋繊維自体も細い傾向にあるため、肉のキメが細かく加熱しても柔らかです。
冷めても固くならず、おいしく食べられます。
脂肪は白くあっさりしています。
所在地:長野県飯田市(いいだし)、
長野県下伊那郡豊丘村(しもいなぐん とよおかむら)
信州オレイン豚
(しんしゅうオレインとん)
うま味成分・甘み成分の値が高く、肉のコク・まろやかさに関する成分の値も高いため、雑味の少ないおいしい豚肉といえます。
所在地 :長野県長野市(ながのし)
飼料内容:トウモロコシ、麦を主体としたげんりょうをブレンドし、信州産玄米を添加した飼料
出荷日齢:約200日齢
出荷体重:約115㎏
信州黒豚
(しんしゅうくろぶた)
この肉の特徴はきめの細かい肉質でやわらかく、美味しい味になっています。
所在地:長野県
信州香原豚
(しんしゅうこうげんとん)
所在地 :長野県長野市(ながのし)
飼料内容:トウモロコシ、麦、玄米を主体としたげんりょうをブレンドし、ハーブやフルーツパウダーを添加した飼料
出荷日齢:約200日齢
出荷体重:約115㎏
信州米豚
(しんしゅうこめぶた)
通常の豚に比べると、口溶けの良さにつながる「オレイン酸」を多く
含んでいて、さっぱりした脂質の甘みある味わいが特徴です。
所在地 :長野県長野市(ながのし)
飼料内容:飼料米を給餌
出荷日齢:180日齢
出荷体重:110㎏前後
信州そだち蓼科麦豚
(しんしゅうそだちたてしなむぎぶた)
麦類を多く含んだ専用飼料を肥育後期に給与し、生産地(信州蓼科地区)、生産者を指定。
飼料内容:麦類を多く含んだ専用飼料を肥育後期に給与
所在地 :信州蓼科地区
出荷日齢:約200日齢
出荷体重:約115㎏
信州紅ポーク
(しんしゅうべにポーク)
抗生物質や発育促進剤などは一切使わず、独自に開発した餌で育て、肉質は、赤身がきめが細かく、甘味があり、程よく脂身が“霜降り”のように入ります。
所在地:長野県飯田市(いいだし)
信州太郎ぽーく
(しんしゅうたろうぽーく)
食べた時の弾性率が市販品よりも1.5倍高く、噛み切る際の破断応力や総エネルギー量はあまり変わらないため、同じ程度の柔らかさなのに、より弾力を感じられる食感であるということが明らかになっています。
所在地 :長野県上田市(うえだし)
飼料内容:指定配合飼料、地元産の米を肥育期の前期に16%、後期に30%配合
出荷日齢:180日齢
出荷体重:120㎏前後
千代福豚
(ちよふくぶた)
きめが細かく、脂がほんのり甘くてとても香ばしい味です。
所在地 :長野県飯田市(いいだし)
飼料内容:配合飼料
出荷日齢:200日齢
出荷体重:約115㎏
ハヤシファーム豚
(ハヤシファームとん)
中ヨークシャー系の豚を蕎麦主体の飼料で育てた、甘みのある霜降り肉です。
所在地 :長野県飯田市(いいだし)
飼料内容:蕎麦を主体とした飼料
出荷日齢:200日齢
出荷体重:約115㎏
舞豚
(まいとん)
脂身がしっかりしていて、臭みがなく甘い。
所在地:長野県