福島県の銘柄豚 種類と血統

全国には銘柄豚が数多くいます。
それぞれに特徴のある豚肉ばかりですが、その地域独特の育て方や独特のエサを与えたり独自の飼育方法で育てられている。
全てではありませんが福島県にどんな銘柄豚・ブランド豚があるのか調べてみました。
目次
うつくしまエゴマ豚
(うつくしまえごまとん)
エゴマ(シソ科の一年草)の実をすりつぶしたものを3%配合した飼料を、出荷前の1ヶ月間与え続けて飼育されたものだけが、「うつくしまエゴマ豚」を名乗ることができます。
エゴマ入りの餌で飼育すると、豚肉の脂質部分にα-リノレン酸を従来の豚肉より約4倍多く含むようになり、脂肪バランスが非常に良くなることが知られていて、やわらかくておいしい豚肉になります。
所在地:福島県西白河郡 泉崎村(にししらかわぐん いずみざきむら)
ランドレース:フクシマL、フクシマL2
健育豚の郷
(けんいくとんのさと)
出荷2ヵ月前頃よりデンプン質の入った飼料を与えているので、甘味のある美味しい豚肉であります。
所在地:福島県大沼郡会津美里町
白河高原清流豚
(しらかわこうげんせいりゅうとん)
東北の玄関口福島県みちのく白河の静かな里山で豊かな大自然から湧き出た水を味わい、緑に抱かれ広々とした自社農場でのびのびと育ちます。
ストレスが少ないため病気が少なく穏やかで心優しい性格です。
安全・健康・旨さ三拍子揃った豚肉は肉本来の旨みがある赤身と甘味があるのに後味がさわやかな脂が特徴です。
冷めても脂の風味が良く、口溶けが良いのが特徴です。
所在地 :福島県白河市(しらかわし)
飼料内容:穀類の多い飼料(トウモロコシ、大麦)
出荷日齢:180日齢
出荷体重:約120㎏
日本の豚やまと豚SPF
(にほんのぶたやまとSPF)
やまと豚は、純国産豚にこだわり直営牧場および提携牧場にて、血統や飼料、飼育環境等を徹底し厳しい品質管理のもと飼育されています。
肉質はきめ細かく、柔らか。
脂肪に甘みがあり風味も抜群。
調理してもアクが出にくいなどが特長で、上品な旨みを持ちます。
やまと豚は、純国産豚にこだわり直営牧場および提携牧場にて、血統や飼料、飼育環境等を徹底し厳しい品質管理のもと飼育されています。
肉質はきめ細かく、柔らか。
脂肪に甘みがあり風味も抜群。
調理してもアクが出にくいなどが特長で、上品な旨みを持ちます。
所在地:福島県
麓山高原豚
(はやまこうげんとん)
余計な臭みがなく、油があっさりして豚肉本来のうまみが楽しめることから、女性を意識して開発しました。
所在地 :福島県郡山市(こおりやまし)
飼料内容:仕上げ専用飼料(約2カ月間)、天然樹木エキス、亜麻仁油、エゴマ粕を添加
出荷日齢:約180日齢
出荷体重:110~120㎏
やまと豚米らぶ
(やまとぶたまいらぶ)
牧場から出る良質な堆肥を使い、中山間地の休耕田や転作田で飼料用の米を栽培。
その飼料米で豚を育てるという地域循環型農業を行っています。
その豚は、オレイン酸が増え、リノール酸が少なくなることがわかりました。日本のお米を食べて育った自然環境と人の体にやさしい豚肉は、「やまと豚米らぶ」として出荷しています。
所在地:福島県